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認知症とグルタミン酸について

認知症 グルタミン酸

 

認知症にグルタミン酸が働いてくれるという話がありますが、実際はどうなのでしょうか?

 

認知症のお話の前に、皆さんに馴染みがあるグルタミン酸といえば、うま味成分が入った調味料が有名です。

 

このうま味成分が入った調味料は、昆布や煮干しなどのうま味成分であるグルタミン酸をナトリウムと結合させたものです。

 

うま味成分の配合されたグルタミン酸ナトリウムを料理に加えると、味が美味しくなります。

 

スーパーなどに行けば、調味料の棚に並んでいます。

 

レストランなどでも使用頻度が高いといわれています。

 

また、グルタミン酸はあらゆる加工食品に含まれています。

 

例えば、インスタントラーメンや麵つゆ、だしの素や漬物、カレールウ、せんべいなど調味料(アミノ酸)と表示されている食品には、グルタミン酸ナトリウムが含まれているのです。

 

今回は、認知症とグルタミン酸の働きについてご説明しますね。

認知症とグルタミン酸の働き

グルタミン酸はアミノ酸のひとつです。そのグルタミン酸の効果が認知症に関連しています。

 

グルタミン酸は過剰に摂取すると身体に悪影響がありますが、適量を効果的に摂取するのであれば、利尿作用(尿の排出を促進する)、脳の活性化、利尿の作用があるため血圧が下がる、疲労の回復などに効果があると判明しています。

 

認知症の方にとっても、認知症の予防にも、脳の活性化を図ることは非常に重要です。

 

また、認知症を引き起こす病気には、脳梗塞、脳出血、動脈硬化などが原因の脳血管性認知症があります。

 

この脳血管性認知症は、高血圧であることにより発症のリスクが高まるために、血圧を下げる効果のあるグルタミン酸の摂取は有効といえるでしょう。

 

次章では、認知症に良いグルタミン酸の効果的な摂取方法をご紹介しますね。

認知症とグルタミン酸の摂り方

さて、認知症の方のグルタミン酸の効果的な摂り方をご紹介します。

 

グルタミン酸は1日に10~20gの摂取を目安にしてください。

 

3回の食事に分けて、少しずつ摂ると良いでしょう。

 

前章でもお話ししましたが、過剰に摂取すると身体に悪影響がありますので気をつけてくださいね。

 

グルタミン酸は、小麦粉や大豆製品に含まれています。

 

とくにグルタミン酸が多く含まれている食べ物は、小麦粉、干し湯葉、焼き麩、かつお節、高野豆腐、きな粉、大豆、しらす干しなどです。

 

これらの食品を取り入れて、日々の食事から効率良く摂取してください。

 

うま味調味料にもグルタミン酸が含まれていますが、うま味調味料のような食品添加物はほどほどに摂取して、調理した食品から摂取すると良いでしょう。

 

高齢者や認知症の方は、消化酵素の量が少なくなり、消化や吸収できる量が少なくなってきます。

 

グルタミン酸を摂るときも、食事にゆっくりと時間をかけて、飲み込みやすい形や柔らかくする調理方法で提供してください。

 

小麦アレルギーの場合は、しらす干し、チーズ、そらまめ、油揚げ、ごまなどを食事に取り入れましょう。

 

グルタミン酸の含有量が小麦や大豆製品などの食品には劣りますが、毎日の食事に取り入れることが可能な食品ばかりです。

 

毎日の食事のなかでグルタミン酸を摂取して、脳を活性化してくださいね。

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