レビー小体型認知症のせん妄について

レビー小体型認知症 せん妄

 

レビー小体型認知症には、せん妄という症状があります。

 

レビー小体型認知症のせん妄は、レム睡眠行動障害の可能性もあり見分けが困難です。

 

では、そんなレビー小体型認知症によるせん妄の症状はどうやって見分けて行き、原因・対処についてはどうすれば良いのでしょうか?

 

今回は、レビー小体型認知症のせん妄についてお伝えします。

レビー小体型認知症のせん妄の症状と原因

レビー小体型認知症によるせん妄の症状や原因についてご説明しましょう。

 

まず「せん妄」は、一次的な意識低下によって起こる異常行動などの症状です。

 

せん妄は認知症でなくても起こりますが、認知症では発症する可能性が高くなります。

 

海外の報告によると、レビー小体型認知症を発症する前にせん妄を疑う出来事があった例は、42.6%にのぼるということです。

 

レビー小体型認知症には、レム睡眠行動障害という症状もあります。

 

レム睡眠行動障害は、夜中の大声の寝言や暴れる・歩き回るなどの異常行動が見られます。

 

せん妄でも、似たような行動が起こるために区別は容易ではありません。

 

介護者や周囲の人が、医師などに夜間の異常行動について相談した場合、レビー小体型認知症のせん妄ととらえられることもあるでしょう。

レビー小体型認知症のせん妄の対策と注意点

レビー小体型認知症のせん妄は、レム睡眠行動障害との区別が容易ではありません。

 

しかし、介護者や周囲の人にとっては、厳密にこれらを区別する必要は無いかもしれません。

 

どちらであっても、介護者には対策すべき症状だからです。

 

レビー小体型認知症のせん妄の対策

 

医師に相談

 

せん妄でもレム睡眠行動障害でも、レビー小体型認知症の人の介護負担は大きくなります。

 

遠慮せずに、早期に医師に相談しましょう。

 

睡眠薬や抗精神薬も有効ですが、副作用が出やすいので注意が必要です。

 

抑肝散(よくかんさん)や釣籐散(ちょうとうさん)などの、漢方薬が有効な場合もあります。

 

事故防止

 

寝室を整理整頓して、レビー小体型認知症の人が暴れてもケガをしにくい環境にしましょう。

 

介護者や家族と寝室を分ける必要があるかもしれません。

 

ベッドを使う場合は低いものにしておくと、落ちてもケガをするリスクが少なくなります。

 

レビー小体型認知症の人にせん妄が出ている場合は、離れて静かに見守りましょう。

 

怖い夢や悪い夢を見ている可能性もあるので、大声で話しかけたり体を揺さぶったりしてはいけません。

 

眠れる工夫

 

日中の活動量を増やすなど、メリハリのある生活をするとせん妄が起こりにくくなります。

 

ストレスを減らして疲れ過ぎないように注意することも、レビー小体型認知症では大切です。

 

寝る前にマッサージや入浴で、筋肉をほぐしておくことも良いでしょう。

 

レビー小体型認知症のせん妄は、レム睡眠行動障害と区別がつきにくいものです。

 

いずれにしても介護負担が大きくなるので、早期に医師に相談しましょう。

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