認知症を遅らせるには、どうすれば良い?
誰しも認知症と言う病気にはなりたくありませんね。
しかし、年を取ることは止められません。
しかも、年を取れば認知症になるリスクは、残念ながら高くなります。
では、認知症を遅らせるためにはどうしたらよいでしょうか?
それは、頭と身体の若さを保つことです。
今回は、認知症を遅らせるために、どんな方法があるのかをお伝えしましょう。
認知症の発症を遅らせる方法
認知症の発症を遅らせるためには、「若さ」を保つことが必要です。
まず、身体の中で若さを保つ必要があるのは、血管ですね。
それは、「脳血管型認知症」を防ぐためです。
次に、若さを保つ必要があるのが、運動機能です。
幸いなことに、運動機能は、何歳からでも向上させることが出来ます。
運動機能が低下すると、外出の頻度が減るなど、日常生活が不活発になります。
不活発な日常生活は、人との交流やコミュニケーションが減り、脳への刺激が減ってしまいます。
脳への刺激が減るということは、頭(脳)の若さが損なわれるということなのです。
頭の若さを保つためには、
- 好奇心を持つ
- 新しいことにチャレンジする
- 小さなことにも喜びや楽しみを見つける
・・・というような生活を意識すると良いでしょう。
認知症の症状や進行を遅らせる方法
認知症は病気です。
ですから、どんなに注意していてもかかってしまうこともあります。
病気には、早期発見、早期治療が有効です。
どのタイプの認知症か早期に診断ができれば、薬での治療や調整がしやすくなったり、対応方法の工夫ができたりします。
例えば、「アルツハイマー型認知症」にかかっている人の行動や日常生活は、MRI画像による脳の委縮の状態と必ずしも一致しません。
アルツハイマー型認知症の人で、MRI画像上の脳の委縮が中度以上に進んでいても、家族のサポートを受けながら、あまり問題行動なく暮らしている場合があるからです。
今のところ、認知症治療の「特効薬」はありません。
認知症を遅らせるためには、何歳になっても好奇心を持ち、ワクワクしながら行動的な生活を送るということに尽きるかもしれません。