認知症の予防にも!脳活プログラム「シナプソロジー」について
朝の情報番組では「脳活○○ニー」、バラエティー番組では「アハ体験」など、テレビ番組の中でもゲームやクイズ感覚で、脳の活性化がはかれるモノがたくさん取り入れられていますね。
シナプソロジーも、そんな「脳活プログラム」の1つです。
シナプソロジーは、認知症の予防だけでなく、スポーツの前のウォーミングアップや、企業の研修・セミナーなどにも利用できるプログラムになっています。
今回は、認知症の予防にも使えるシナプソロジーについてご説明します。
認知症の予防にもなるシナプソロジーとは?
シナプソロジーとは、スポーツクラブを運営する会社、ルネサンスが開発した「脳の活性化プログラム」です。
シナプソロジーは、日常生活では行わない動きをすることで、脳を混乱させて脳に刺激を与えることをねらいとしています。
子供からお年寄りまで、年齢や体力に応じた内容の設定ができます。
1人から大勢でできるもの、お手玉やスカーフなどの用具を使うものなど、様々なプログラムがあります。
シナプソロジーのプログラムの1つのやり方を紹介しましょう。
(1)4つのポーズ(右手を上げる・両手を頭にのせるなど簡単なもの)と連動する数字を決めます。
(2)インストラクターが「1」と言ったら、参加者は「1」と言いながら右手を上げます。
(3)インストラクターが数字をランダムに言い、参加者は決められたポーズをとりながら数字を言います。
(4)ポーズは同じでも連動させるのは数字ではなく、季節(春夏秋冬)にするなどバリエーションを変えて行います。
認知症の予防になるシナプソロジーの効果とは?
認知症の予防にもなるシナプソロジーの効果について触れてみましょう。
シナプソロジーを行った結果、次のような効果が見られました。
- 注意力の向上
- 判断力の向上
- 爽快感を得られた
- 疲労感の減少
- 抑うつ気分の減少
簡単そうなのになぜか間違ってしまう、シナプソロジーはそんな不思議で笑える脳活プログラムです。
「シナプソロジー普及会」というホームページもありますので、興味のある方はそちらをご覧ください。