認知症だって早期発見が大切!という理由について

認知症は治らないもの、年だから仕方がないものと思っていませんか?

 

そんなふうに早々と諦めてしまうと、本人も家族も後悔することがたくさんあります。

 

認知症の症状が出ていても治るものや、早期発見で進行を遅らせることにより、穏やかな日常生活が長く続けられる可能性があります。

 

今回は、認知症の早期発見につながる方法や、そのメリットについて説明します。

認知症を早期発見するメリット

認知症は、脳の病気や身体の臓器による病気など、様々な原因で起こります。

 

正常圧水頭症(せいじょうあつすいとうしょう)や慢性硬膜下血種(まんせいこうまくかけっしゅ)は、脳外科の手術で治ります。

 

甲状腺ホルモンの異常ならば、薬を飲んで治療すれば治ります。

 

これらの病気だと思わずに諦めて放置してしまえば、やがて病気が進行して脳の機能を低下させて、認知症が進行してしまいます。

 

また、アルツハイマー型認知症という診断であったとしても、早期診断して進行を遅らせる薬を飲み始めたり、家族や職場のかかわり方を工夫したりすることで、認知症を患った人と家族の生活を、ストレスの少ないものに出来る可能性があるのです。

認知症を早期発見するための受診の目安

では、どんな症状が見られたら受診をすればよいのでしょう?

 

認知症を早期発見するための受診の目安は、以下のようになります。

 

  • 同じことを何度も言う、同じものを何個も買う、さっきやり終えた事をすぐにするなど
  • 財布や鍵などを置き忘れる事が多い、いつも探しているなど
  • 話のつじつまが合わない
  • 周りの人への気遣いがなくなったり、頑固になったりする
  • 1人でいることに不安を訴える
  • 好きなテレビを見なくなったり趣味をしなくなったりする

 

どんな病気でも、早期に発見して早期に治療を始めれば、その進行は緩やかになります。

 

認知症を怖がらずに、早期に専門医を受診しましょう。

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