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脳血管性認知症とアルコール(飲酒)について

脳血管性認知症 アルコール

 

脳血管性認知症とアルコール(飲酒)には、密接な関係があると言えます。

 

普段からアルコールの摂取量が多い人は、脳血管性認知症になりやすいことをご存知ですか?

 

アルコール(飲酒)で障害を受けるのは、肝臓だけでなく、実は脳細胞も影響を受けます。

 

今回は、脳血管性認知症とアルコール(飲酒)についてお伝えします。

脳血管性認知症とアルコール(飲酒)の問題点

脳血管性認知症になりやすい因子として、アルコール(飲酒)があります。

 

アルコール(飲酒)が脳血管性認知症を発症しやすい理由

 

生活習慣病になりやすい

 

普段からアルコール(飲酒)の量が多い人は、そうでない人と比べると糖尿病、脂質異常症、動脈硬化を起こしやすのです。

 

生活習慣病は、脳血管性認知症の発症因子ですから、生活習慣病になりやすいということは脳血管性認知症になりやすいといえます。

 

アルコール(飲酒)によるビタミン不足

 

アルコール(飲酒)の量が多い人は、栄養バランスが悪くビタミン不足になりがちです。

 

多量の飲酒でビタミンB1欠乏になり、神経障害や認知症を発症する病気に、ウエルニッケ・コルサコフ症候群があります。

 

また、アメリカの神経学会では、ビタミンC欠乏で脳出血のリスクが高くなるという研究結果を紹介しています。

 

脳出血後に脳血管性認知症になるケースも、少なくないでしょう。

 

頭部外傷のリスクが高くなる

 

アルコール(飲酒)の検査で、直線の上を歩くというのがありますね。

 

一定量以上に飲んでいる場合、まっすぐ歩けない、フラフラするという症状があります。

 

アルコール(飲酒)の量が多いと、転びやすくなり頭部外傷のリスクが高くなります。

 

頭部外傷では、急性・慢性の硬膜下血腫を起こす可能性があります。

 

硬膜下血腫は手術によって改善しますが、後遺症として脳血管性認知症になる場合もあります。

脳血管性認知症とアルコール(飲酒)の対策

アルコール(飲酒)による脳血管性認知症を予防するためには、アルコール(飲酒)の量を適正に保つ必要があります。

 

厚生労働省では、1日のアルコール(飲酒)量をビールなら中ビン1本程度、日本酒なら1合程度としています。

 

ただし、勘違いしがちなことですが、毎日この量を飲んでよいというワケではありません。

 

1週間に2日は、アルコール(飲酒)を休むように推奨しています。

 

アルコールを飲む時には、肉・魚・野菜などもバランスよく摂りましょう。

 

脳卒中や脳血管性認知症を発症した人のアルコール(飲酒)は、おすすめしません。

 

脳卒中の再発と、脳血管性認知症を進行させるリスクが高くなるためです。

 

アルコール(飲酒)は、脳血管性認知症になるリスクを高めます。

 

適正な量と食事のバランスに注意して、アルコール(飲酒)を楽しみましょう。

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