認知症の人の介護にかかる費用について
認知症になった場合、「一体どのくらいの費用がかかるのか?」ということについて不安に思う方も多いことでしょう。
若年性認知症の場合には、家族の生活にもかなり影響が出ますから、問題は切実です。
状況によっては、死活問題となることもあるでしょう。
今回は、認知症の人の介護にかかる費用についてお伝えします。
認知症の人の介護にかかる施設などの費用
介護保険の認定を受けると、保険適応のサービスは利用した金額の1割が自己負担となります。
居宅(自宅に訪問してもらったり自宅から通ったりして利用する)サービス利用の限度額(上限)は、月額5,003円(要支援1)~36,065円(要介護5)の実際に利用した分です。
デイサービスやデイケアなど施設に通う場合、この他に、「食費」と「日常生活費」がかかります。
「老健」に入所した場合は、月額10~25万円+食費・日常生活費、「特老」に入所した場合は月額8~15万円+食費・日常生活費となります。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、軽度の認知症の人が共同で生活することで「認知症の進行を遅らせるねらい」を持った介護施設です。
グループホームは、施設のある住所地に住んでいないと入所できません。
入所費用は、入居一時金(0~100万円)と、月額利用料15~30万円(食事・光熱費などを含む)です。
認知症の人が受けられる可能性のある経済的支援
一定の上限を超えると返還される制度は、以下の通りです。
- 医療費控除
- 高額療養費制度
- 高額介護サービス費
- 高額介護合算制度
自己負担が軽減できる制度は、以下の通りです。
- 介護保険負担限度額認定証
- 軽減制度に対応しているサービス事業者(社会福祉法人)の利用料
若年性認知症患者への経済的支援は、以下の通りです。
- 自立支援医療(精神通院医療)
- 傷病手当金
- 障害者手帳
- 障害年金
- 住宅ローン支払い免除
- 生命保険の高度障害保険金
介護保険のサービスはケアマネージャーに、経済的支援については、市町村の福祉課や社会福祉協議会に相談するとよいでしょう。
住宅ローンや生命保険については、銀行や保険会社に問い合わせてみましょう。
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そう思われる方は、もちろんたくさんいらっしゃると思います。
その他にも・・・
- 認知症の人の受け入れ体制があるのか?
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