認知症の人の受け入れ施設は多くない!
もしかしたら、親が認知症になったら、施設に入れればいいと考えている方は多いかも知れません。
しかし、私の経験上、そう簡単には行かないと痛感します。
実は、認知症の人を受け入れてくれる施設は、意外と少ないのです。
現状の親の介護問題に目を背けたり、先送りにしたりすると、後で慌てることになりかねません。
早めにリサーチして、いざという時に備えましょう。
どんな施設が認知症の人の受け入れ先になるのか?
認知症は病気ですが、病院に長くいることが良いとは言えません。
病院は、治療が目的になるので、症状が落ち着けば閉鎖的で単調な生活になります。
病院のスタッフは、病状の重い人に手を取られるので、認知症の人に対して細かな対応をすることが難しくなるからです。
有料老人ホームでは、施設により条件が異なるので、受け入れてくれる場合もあります。
しかし、費用が高額になる場合もあります。
自分で探すのはたいへんなので、地域包括支援センターに相談したり、介護保険の認定を受けてケアマネージャーに探してもらったりするほうがよいでしょう。
この場合も、認知症がひどくなってからでは、遅すぎます。
介護保険の施設は、認知症の専門医と提携しているとは限りませんので、他の病院への受診は家族が付き添う必要があるからです。
急に施設に入れたことにより、認知症の人の混乱が強くなり、暴力的になったり被害妄想が強くなったりして、プロであっても介護が困難になる場合もあります。
そうなると、退所を迫られることもあるのです。
認知症が軽いうちにデイサービスに通うなどが習慣になっていれば、スタッフとも顔見知りになり、スタッフもその人を理解して接することができるので、認知症の人が混乱するリスクが減ります。
介護保険が施行されて15年が経ちますが、身近な人に介護が必要になるまで、その仕組みを知らない人が多いのが現状です。
40歳を過ぎたら介護保険料を徴収されているので、仕組みを知っておくといざという時の備えになりますよ。
カンタン・無料で認知症の受け入れ施設を探す方法
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