認知症の一人暮らし…いつまで続けられるか?
一人暮らしの人が認知症になった場合、問題行動が起こるまでは周囲の人に気付かれないことが多いでしょう。
認知症は少しずつ進行するので、一人暮らしであっても、初期であればあいさつや買い物は何とかこなせていて、家の外で会うだけなら問題にならないからです。
一人暮らしの場合、そのうち認知症が進行すると引きこもりがちになり、ますます認知症にかかっていることが発見されにくくなります。
今回は、認知症の人の「一人暮らし」についてお伝えします。
認知症の一人暮らしへの事前対策
認知症の人が一人暮らしで住んでいるという状況になったら、「民生委員」や「自治体」に相談しましょう。
家族と面識があるならば、日ごろの様子を詳しく伝えるようにしましょう。
介護保険の申請などは、家族以外にはできません。
ですから、認知症で一人暮らしという人に身寄りがいないなどの場合は、行政に介入してもらう必要があります。
そして、おおよその目安として以下の状態になったら、認知症の一人暮らしは限界と考えてもよいかもしれません。
認知症の一人暮らしの限界の目安
食事を用意してくれれば食べられる状態なら、介護保険サービスの供給があれば大丈夫かもしれません。
しかし、用意されても食べずに保存してしまう場合は、食中毒を起こしますので一人暮らしは無理でしょう。
足の踏み場が無い、排泄物があるなどの場合は、認識力がかなり低下しているので、一人暮らしは厳しいです。
台所・風呂・仏壇など火を使う場所全てを電化するなどの対応が必要です。
些細なことで暴言や暴力が出る、妄想が出るなどの場合には、その地域での生活は難しくなります。
これは家族でないと気付きにくいでしょう。
認知症の人の財産を守るために「成年後見制度」というものがあります。
認知症の人が、お金が無いので近所の人に借金をすることもありますから、注意が必要です。
事故に遭うことや、行方不明になる危険性があります。
認知症は誰にでも起こりうる病気ですから、高齢者の生活の見守りはこれからますます重要になるでしょう。
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