認知症の徘徊という困った行為について
認知症による「徘徊」によって、行方不明になる方はとても多いです。
NHKの調査によると、「2013年の認知症の人の行方不明者は9,607人に上る」という報道がありました。
行方不明の原因は、徘徊して道に迷ってしまい、自宅に帰れなくなるためです。
行方不明になった認知症の家族の人は、認知症の人が徘徊するおそれが出てきた時には、いつも認知症の人を気にかけて、服や靴に名前を書くなどの対策をしていたと言っています。
認知症の人が迷子になってしまうと、転んだり事故にあったりしても発見されずに、路上で死亡してしまうケースもあります。
今回は、そういったことを未然に防ぐために、「認知症の徘徊の防止」になるいろいろなグッズについてお伝えします。
認知症の徘徊を防止する便利なグッズやシステム
認知症の徘徊を防止するために、玄関や出入り口に鍵をかけるという方法もありますし、介護者が玄関に布団を敷いて寝たというケースもあります。
そんな中、最近は、認知症の徘徊を防止する便利なグッズやサービスもありますので、いくつかご紹介します。
「離れるとアラーム」
送信部と受信部の2つがセットになっています。
送信部を認知症の人の服などにつけておくと、受信部から3~12m離れた時にアラーム音とバイブレーションで知らせてくれます。
「マジックガーディアン」
親機と子機のセットで、子機は最大4個まで増やせます。
10m・20m・50mのどれかに設定でき、アラーム音が親機と子機の両方に、さらに親機にはバイブレーションでも知らせてくれます。
「徘徊わかる6800」
センサーとマットのセットで、マットを踏むとセンサーのアラームが鳴るシステムです。
続いて、認知症の徘徊を防止する便利なシステムをご紹介します。
「ラムロックアイズ」
カベに取り付けるカメラ、置き型のスピーカー、検知するシステム機械の3つで構成されています。
認知症の人が玄関から出て行った時に、あらかじめ録音した家族の声をスピーカーから流すことや、玄関を出て行くときの後姿をカメラでとらえ、映像に残しておくことができるシステムです。
「ココセコム」
ホームセキュリティのセコムが行っているサービスで、認知症の人の服などに取り付けた端末をGPSで追跡するものです。
認知症の人の徘徊を家族だけで見守るのは、負担が大きく無理があります。
事前に地域の人たちに写真を見せて知らせておくなど、協力を求めましょう。
介護者が家にいられない時に便利なのは?
介護する人がどうしても家にいられなかったり、遠く離れている時などには、見守りカメラのみまもりCUBE が便利です。
スマホで簡単に認知症の方の動きを確認できるので、とても安心です。
インターネットの回線が不要で、設置がカンタンなのもうれしいですね。
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