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認知症の人は意欲低下がおこる

認知症 意欲低下

 

認知症の意欲低下という症状についてご説明します。

 

最近、加齢とともに、出かけるのが面倒、食欲が無い、眠れない、心配ばかりしているという人はいらっしゃませんか?

 

また、初老期のうつ病と診断されて薬を飲んでいても、なかなか良くならないと感じている人もいらっしゃるでしょう。

 

もしかすると、それは「認知症の意欲低下」という周辺症状かも知れません。

 

意欲低下という症状は、早期に正しい診断ができれば、認知症の進行を抑えることができます。

認知症による意欲低下の原因と治療

認知症による意欲低下は、初期にも進行期にもあります。

 

脳血管型認知症の70%、アルツハイマー型認知症の50%以上の人に意欲低下は見られます。

 

認知症の意欲低下は、脳細胞の障害により、意識・活力・欲求・行動などの、生きるための活動が低下したことが原因と考えられています。

 

その場合、うつ病の薬は、脳から分泌される「ホルモンの働き」に対して効果があるので、脳細胞が働かない認知症には、あまり効き目がありません。

認知症で意欲が低下している人への対応

認知症による意欲低下が疑われたら、積極的に社会との交流を持ったり、しっかり食べるように促したりしなければいけません。

 

「本人が拒否するから」と放置すれば、脳への刺激が低下・体力低下して、認知症の症状が進んでしまいます。

 

意欲低下が認知症によって起きてきた場合、今まで行っていた習慣や趣味など、楽しめる活動を無理のないように行いましょう。

 

家から出たがらなかったり、遠慮したりする場合は、意欲低下が起きにくいように、いろいろな誘い方をしてみましょう。

 

認知症の方に対しては、誘う人を替えてみると有効な場合もあります。

 

また、介護保険の認定を受けて、介護サービスを利用することも考えましょう。

 

認知症の意欲低下そのものを治療する薬はありません。

 

しかし、周囲の人の助けがあれば、新たな活動や介護施設のデイサービスに行くなどが習慣となり、多くの刺激が受けられます。

 

それにより、認知症の意欲低下は遅らせることができますよ。

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