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その症状はうつ病?それとも認知症の初期症状?

認知症の初期症状 うつ病

 

今まではバリバリと仕事をこなしていたのに、最近うまくいかないと感じている、40~50代の人はいませんか?

 

会社の医務室などで相談すると「うつ病の可能性がある」と言われるかもしれません。

 

ただ・・・ちょっと待ってください。

 

それは、認知症の「初期症状」かも知れないのです。

 

うつ病と認知症の初期症状はとてもよく似ているので、素人判断は危険です。

 

少しでも不安を感じたら、物忘れ外来や、神経内科などの専門医を受診しましょう。

40~50代で発症する若年性認知症は、うつ病とまちがいやすい

最近イライラする・怒りっぽい・疲れているのに眠れない・忘れっぽくなった・仕事の能率が落ちた・思考力が落ちた・気分転換に趣味をしても楽しめないなどと感じて、精神科や心療内科を訪れる40~50歳代の人がいます。

 

その人は「うつ病」と診断され、精神安定剤や抗不安薬を処方されるでしょう。

 

ところが、内服治療を続けても一向によくならない、さらに体調が悪くなることがあります。

 

その場合、うつ病ではなく「認知症」が疑われます。

 

うつ病は、脳の機能的障害(脳細胞から分泌されるホルモンの不足など)が原因とされています。

 

一方、認知症は、脳の器質的障害(細胞の減少や変性によるもの)なので「精神安定剤」や「抗不安薬」だけでは改善しないのです。

うつ病、認知症は、初回だけで確実な診断を下すことは困難?

精神科・心療内科・神経内科のどこでも、初回の診察だけで確実な診断を下すことは困難です。

 

血液検査・脳のCTやMRI画像・心理テスト・認知機能テスト・脳波測定など様々な検査を行い、治療の経過を見ることが必要で、正しい原因を突き止めるまでには時間がかかります。

 

もしかしたら、認知症と診断されても、「オレは痴呆症なんかではない」と、受け入れられない方もいるでしょう。

 

しかし、認知症は早期に発見できれば、進行を遅らせることができます。

 

また、今後の仕事や、生活のしかたを考える時間も生まれます。

 

認知症の方と家族には、正しい知識と対処方法を知ってもらい、病気であっても幸せな生活を送って欲しいと願います。

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